Grinduro はじめてのエンデュランスレース

初の長距離レースに参加してきました。

今までレースはダウンヒルのレースしか出たことがなかったけど、最近はロードバイクもここ数年で始めてエンデューロ的な競技にも興味が湧きGrinduroという、イベント名だけは知ってました。

そんなGrinduroと言うイベントにエントリーしてきました。
このレースはオフロードを100キロ近く走り、計測区間のタイムを競うと言うレース。
100kmという距離はロードバイクでは走ったことがあるものの、ダートの100キロは走ったことがないから、レースにエントリーする前からすごい不安でした(笑)

レース前は週に1回〜2回のロードライドする練習量で当日不安もありましたが、いざ始まってみるとレースとは言え、ライドがメインのイベントなのでガチガチにぶっ飛ばすみたいな走り方ではなく、みんなでまったり喋りながらガイドするようなイベントとても楽しかったです。

レースのフォーマットとしては96キロのコースの中に4区間計測区間があります。計測区間以外はゆっくりみんなで走りながら移動し、計測間は1人ずつコースに入っていて自分の限界までこぎ切るみたいなイメージです。

エンデュランス要素バリバリの内容で常にエナジー切れを気にしながらジェルを飲んだり栄養分を取ったり、エナジーマネジメント的にも色々と考えさせられる距離感で楽しかったです。

バイクはグラベルバイクで行こうか、マウンテンバイクで出場するかスタートの20分前まで迷って、最終的にマウンテンバイクでレースに出ることに。グラベルバイクでレースに出たことがなかったので、グラベルバイクを使いたかったけど、また次回。

マウンテンバイクはSantacruzのBlurを選択。前後共に100mmストロークで、マウンテンバイクとは思えないぐらい高速巡行できる。
このバイクは完成車グレードの中間グレードにあたるスペックですが、フレームと各パーツのバランスがめっちゃ良くできています。MaxxisタイヤのAspenはエアボリュームがあり、Blurの短いストロークにエアボリュームのあるタイヤでトラクションが増し、タイヤ自体が軽いので走行感も軽い。

このバイクはめっちゃいいバイクなので、別にブログを書こうかと思います。

普段着ないピチピチ系ウエア。

最後の最後でちぎれそうになりましたが、なんとか一緒に走ったメンバーでゴール。
来年も開催されるなら絶対出る。

2023年 ワールドカップ スイス

コロナ以降全く海外のレースに参戦できていませんでしたが、今年はワールドカップに参戦してきました。
ワールドカップのレースは過去10年、Red Bull TVが中継していましたが、今年からはディスカバリーに変更になりレースのフォーマットも変わりました。

新しく準決勝が追加され、準決勝に通のは60人、そしてその中から決勝へ走れるのは30人と決勝へ行くのは本当に狭き門となってしまいました。

今回は先ず、ミュンヘンまで飛び現地入りしているゆうき達と合流。
レース のプログラムが始まるのが水曜日なので、スイスまでの移動の間にバイクパークに寄って少し体を鳴らしました。
YouTubeにもあげているので見てね〜。

ユウキ、テツマと合流。テツマは ヨーロッパに来て、2日目で転倒して脳震盪を起こし療養中でした。

ミュンヘンで 少しゆっくりしてバイクを組んだり。

マウンテンバイカーには定番のSixtレンタカー。 レンタカーはドイツが安いです。
安いハズが、今年はさらに円安で高く感じます。
ドイツから初戦の会場のスイスへ。

会場に到着したら、最初に行うのはコースウォークです。この段階で、コースのレイアウトや各セクションの走り方を頭に叩き込みます。

スイスのコースはワールドカップサーキットの中でも簡単なコースで簡単なんですが、本気で攻めないとまともなタイムが出ないので、逆に難しいです。

特にエグイセクションはなく、常にハイスピードです。

バイクはSantacruz V10 29インチ Lサイズ

練習時間は予選前日に3時間あります。
ここでコースを覚え予選に備え、レーススピードに持っていかないとダメです。

この練習で、いかにスピードに乗せれるか、 勢いをつけれるかが予選で良い走りをする鍵になります。
この練習では、雨の影響で路面が滑りやすく、難しいキャンバーセクションで転倒者が続出していました。
石が多く、硬い路面は雨で表面が濡れると滑りやすくコントロールが難しいです。

練習で何箇所か上手くこなす事ができないセクションがあり、練習当日の朝まで 気持ちよくクリアできませんでしたが、 予選前までになんとか短い時間でまとめることができました。

レースプログラムは、 練習から予選、そして準決勝決勝へと進みます。
予選前の短い練習は他のプログラムの進行を考えると短いのも納得です。

予選の走りは数カ所少し抑え気味で走ってしまい、トップから23秒落ちの151位でゴールしました。
トップから9.6秒の中に62人いるとてもタイトなコースです。

少しでもミスをするとこのように大きく順位を落としてしまます。

今回のレースは、オフシーズン明けで、日本で十分なトレーニングができない中、まずは1戦終えれて良かったと感じました。

やっぱり、ヨーロッパはマウンテンバイクの環境が濃いです。

スイス戦の次はオーストリア戦に参戦してきました。また別のブログで紹介します!

CJ開幕戦 富士見

国内の公式戦、CJの開幕戦に参戦してきました。開幕戦と言っても今年はこの富士見とウイングヒルズの2戦+全日本とかなりDHレースが少ないです。
今回の会場の富士見パノラマは普段練習するホームコース。近年コースも改修が加わり、毎年楽しさが増しています。

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コースは噂通り、富士見のフロートレイル『ブルーホーネット』を使った今までにないレイアウト。若干予想はしていたけど、見事に雨の週末でのレース開催。ブルーホーネットは通常、コーナーを曲がる勢いで次のセクションに進入できるレイアウトですが、ウエットコンディションでは泥沼の田んぼ状態で、まともに自転車に乗れないコンディションに。

切り刻まれたライン。ラインを外すと柔らかい泥にタイヤを取られバランスを崩しやすいです。

切り刻まれたライン。ラインを外すと柔らかい泥にタイヤを取られバランスを崩しやすいです。

金曜日の公式練習では雨が止まず、コンディションは悪いものの、水を多く含んだ泥でギリギリ走行できる状態でした。

公式練習2本目。まだ水を多く含んだサラサラの泥です。

公式練習2本目。まだ水を多く含んだサラサラの泥です。

公式練習は4本走って終了。練習後のタイムドセッションではしょぼい転倒をし、泥が車輪に詰まって動かなくなり、泥を手で掻き出しながらゆっくり降って終了。

公式練習後は疲労溜まりまくり。普通に乗ってる時より泥の中でのライディングはめっちゃ体力使います。。
練習後は地元の温泉とサウナ3ラウンドでキメました。

レース当日は雨予報が出ていましたが、まさかの晴れ。水分がどんどん抜けた泥はすぐにフレームやホイールにべっとりと付きます。

コースは深く掘れたラインとべっとりと思い泥で最悪のコンディションに。初めてコースにバイクが自立しましたよ笑

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コッテリレベル100

コースがこれ以上良く改善する事はなく、決勝はペダリングの体力勝負なので予選は頑張る事なくヒラヒラ走ってとりあえず6位で通過。

決勝は頑張って漕ぎましたが、バテてラインを外し何回か柔らかいドロに喰われて失速し、またペダリングの悪循環でどんどん体力が奪われていきました。

コケてないし最後までペダリングを続けましたが、今回は気持ちが付いて来なかったな。。

ゴール直後はトップタイム更新しましたが、浅野選手と宇津選手にタイムを更新され最終的に3位でレースを終えました。

これは予選。

これは予選。

レース全体の感想としては、コースは確かに劇下りのDHではないけど、レースで戦う環境は一緒なので、あまり得意としないひたすらペダリングが続くのコースで入賞ならまあ、Okかなと。

試走では泥に自転車が埋まって走れないキッズレーサー達が多くいました。

大人はまだ泥の中でも頑張ったら走れるけど、車体の半分以上泥に埋まりながらのレースはキッズ達には相当キツかったはず。よくゴールを目指したなと思いました。マジでヒーロー。

コースを提供してくれた富士見パノラマさんもこのレースで破壊されたコースをこれから長い時間をかけてコースを補修していく事になると思います。申し訳ない!

早く梅雨が明けて、ドライの路面で砂埃浴びながらライドしたいです!!

2021年シーズン開幕しました。

コロナもまだ長引く2021年。最初のレースはENSでスタートしました。
このオフシーズンは緊急事態宣言もあり思うように移動できず乗れなかった感がありますが、春が来て移動の制限がなくなると嬉しいですね。
今年はHigh Towerに乗ります。29インチです。

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約2年間27.5インチのBronsonに乗っていたので、HighTowerに乗った感想は路面のガタガタが少ない。。

当たり前な感想ですが、路面を気にせずに走行できるのはレースでは有利。コンディションが荒れたり、雨で路面が滑りやすくなる時はさらに威力を発揮しそうです。

決してBronsonが悪いって言うわけではなくて、遊ぶなら27.5インチ、速く走るなら29インチ。みたいな感じで乗る場所で使い分けながらBronson も引き続き乗ります。

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ENS富士見高原

土曜日は練習日。久しぶりのレースで普段会えないメンツにも久しぶりに会えて楽しく試走。

コースは基本的には変わらず、いつものシットリした路面と4月の乾いた空気で路面はベストコンディションでした。

空気が乾燥していて、雪の下にあった土は柔らかくてマジでベストコンディションです。

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今回寒かったので、Fox のギアに助けられました。寒い日は雨が降ってなくても風を通さないレインウエアを着ています。

Foxのレインウエアは本当に着心地良いし、動き易いです。寒かったり雨の日にこう言ういいギアを持っていると心が落ち着きライディングに集中できます。マジでオススメです。

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レースはそこそこいい感じで走れていたんですが、第2ステージで転倒してしまい、8位で終えました。

まあ、シーズン最初と言うことでこれから上げていきます。

今年もパンデミックが収まりそうにないですが、出来る限り遠征やイベントに顔出しますので、皆さんよろしくお願いしまーす。

2020年 全日本選手権

2020年 全日本選手権

久しぶりのレースです。
コロナでマウンテンバイクレースももちろんイベントは軒並み中止。
本当に世界がこんなに変わるなんて。。と思い知らされました。

富士見パノラマも例年より送らせてのシーズンオープン。

本来であれば7月に予定されていた全日本選手権もキャンセル。11月にリスケされ会場は予定されていた秋田県田沢湖スキー場から富士見パノラマへ変更。
レースにはSantacruz V10を使用。
昨年はMサイズに乗っていましたが、今年はLサイズに変更。Mサイズでも小さいからLサイズにしたと言うか、大きいバイクで直進の安定性を高めたくLサイズに変更しました。

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今回のレースコースはいつも通りのAコース下。硬い路面が多く少しのブレーキングでタイヤが滑るので丁寧なブレーキをコントロールが必要です。

会場にはレース2日前の木曜日に到着。木曜日は翌日金曜日の公式練習に備えてバイクのセッティングを確認して数本乗って終えました。

公式練習日の金曜日は朝からコースオープン。オープンと同時にコースインしてコースの流れを確かめる。
かなり直線的な部分が多くて、スピードもかなり出る。スピードは出るけど、コーナーが浅かったりして結構神経使うコーナーも数カ所あります。

したの写真はタイムドセッションの時かな?
今年はこのFOXのカッコイイジャージやヘルメットのレースキットをお披露目できるレースが少なくて残念です。

PC Hiroyuki Nakagawa

PC Hiroyuki Nakagawa

練習の感触は良くも悪くもなく、もう今までに何回もレースをしていて毎週走っているコースなので、責めるのにも限界がある感じですね。
特徴的な硬くて滑りやすい路面にいかに限界までタイヤを綺麗に走らせるかがポイントな気がします。
急にブレーキしたら滑るし、かと言ってブレーキをコーナー前でズルズル引きずり過ぎても良くないみたいな。そのギリギリの線引きが難しいです。

PC Hiroyuki Nakagawa

PC Hiroyuki Nakagawa

レース当日は朝から練習走行〜予選〜決勝。

朝の練習は2本行い、走るラインの確認などを行います。特にコンディションに変化もなかったので2本で終了。
予選は決めたラインをしっかり走り、思ったよりも好感触でゴール。予選は1位で通過。
決勝はまた同じように綺麗に走り、ペダリングを入れるだけだなと思っていましたが、これがムズイ。
予選で変に完璧な走りをしてしまったので、それがちょっとプレッシャーに笑

決勝の走りでは、少しオーバースピードでラインを外すコーナーが2つあり、走っていても『速い』って感じれる感触ではなかったですね。

気持ち的にまあ行けるかな〜と思ったけど、思ったよりもタイムは伸びずトップタイムから1.5秒ほど遅れてゴールしレースを3位で終えました。

1.5秒って普通の生活では全く感じない差ですけど、レースではかなり大きな差なので今回は残念ながら完敗!笑

また来年のレースが楽しみです。

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この富士見戦では2017年ぐらいから5連勝ぐらいしていたので、連勝もストップです。
けど、ここ3年ぐらいのDHレースではほぼ表彰台に乗ってると思うので、まあ悪くないですかね。

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応援団も駆けつけてくれました!ライディングには最適な秋シーズン。公式戦は終わりましたが、ライディング楽しもうと思います。
短いシーズンでしたが、応援頂いてるスポンサー各社さま、友達、犬ありがとうございます。

また来年レースしましょう〜!